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第22話

いよいよGWに突入します。とほぼ同時に土のエネルギーが弱り始め5月4日(金)に土用明けします。今月前半は森林浴がパワーを活性化するでしょう!体の底から深呼吸できる山や森が大吉ですが、普段足が運べない場所へのドライブも良いと思います。ただ、行楽地は混雑していますので気を付けてお出かけください。

たとえば沼津駅から三島駅に行き、そこから新幹線で東京駅に着いたら3番線の大宮行き京浜(けいひん)根岸線に乗って西日(にっ)暮里(ぽり)で下車してから東京メトロで綾瀬(あやせ)駅まで行くルートは、調べれば何時何分にどの電車が何番線から出ることもわかります。さらに時刻表の見方や駅の構造など詳しい人なら最短ルートで行けると思います。

ただ、そこにどのような駅員がいて、どのような人達がいるのかはわからないですね。

我々が社会で生活していて、沼津以外に三島、富士、東部近辺なら土地勘があり、なんとなく地形や知り合い宅は解かりますが、北海道ならどうでしょう?フランスは?アメリカなら?その国に詳しくなくても地図があり、お金と時間があれば行くこともできるでしょう・・

実は霊界もこのようになっています・・と言われてもどのようになっているのかと聞かれそうですが・・

霊界は果てしなく広い・・とんでもなく・・しかし、世界全体を把握できていなくても生活していけるように、霊界全体を把握していなくても亡くなることはできます。さらに変性(へんせい)意識(いしき)レベルを上げることができるなら全体を把握することも可能になるでしょう。

電車に乗る前に歩いてきた道を、15分後に電車の中から、景色として見ることに違和感(いわかん)を覚えたことはありませんか?当たり前のことかもしれませんが、移動すれば時間も場所も変化していきます。

実はここにも時間と空間を超越した霊界の秘密が隠されているのです。

量子(りょうし)力学(りきがく)の数学的基礎を与えたドイツの物理学者パスクアル・ヨルダンは「観察者による観察は、観察対象のありようを左右するだけでなく、結果そのものを生み出している」と述べており、量子理論では「粒子は観察された瞬間に他の事象を展開する」とあります。簡単に言いますと、見る人がいないときは波として存在しており、意識したとたんに別物として存在するのです。魔法のように感じますね。

一体意識とは何者なのでしょうか?人はなぜ地球にいるのでしょうか?認知(にんち)科学(かがく)ではまだ答えが出ていませんが「この世を直接把握(はあく)できたとき人は神になる」とコンドウは考えます。普段は過去の記憶からやってくる映像や体験を、五感を通して意識領域の波から社会に適応できるレベルに落とし、思考、感情で現実的と判断させ生きることを「社会生活」と呼び、さらに分離する前の世界へ再び返すことでエネルギーに経験を積ませることを「ワンネス」と言います。「直接把握」とは俗にいう「第六感的な感覚」のことを指します。

精神は意識と同義語で「精」なる「意」を働かせると「神」という「識」に至ります。

先に時間と空間を超越した霊界の秘密とお話しましたが「自由を知るための分離」を何者かが仕掛けたようです。我々は産み落とされた星の欠片であり、苦しみを帯びて再び地上に降ろされ一つに回帰(かいき)して行きます。確かに人生は主観のみで生きていたら気付きはおろか、意味すら掴ませてくれません。

おつまみに「柿のたね」ってありますね?辛いほうとピーナッツで通称「柿ピー」と呼ばれています。ピーナッツなしも売っていますが・・これを分離していったらどうなるのでしょう・・辛いほうとピーナッツに分けて、さらに塩や唐辛子、水、小麦粉、油・・どんどん細かくしていくと分子、素粒子まで行ってしまい、原型の柿ピーがわからなくなってしまいました・・「柿ピー」が分離して粒子まで行ってしまった・・実は分解してみたら動物も木も魚も鳥も同じだったことに気付きます・・人間もしかり。五感や思考、感情は分離から収束にアクセスするためのアシスト役だったのです。ただ、人は柿ピーとは周波数の振動レベルが違います。人として存在させられているべき意識(神)があります。

肉体の全細胞は7年周期で入れ替わり、別人になると言います。高み成る俯瞰(ふかん)でグレートスピリッツに出会ったとき、人はまた無条件の愛を知り、新たなる進化を遂げることになるのでしょう。

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