☆第30話☆
2018年は戊戌の陽土でした。それに伴った「改革」を起こすことができましたか?白黒どちらか一つに光があたる年でした。甲乙などの十干、子丑寅などの十二支の組み合わせが60年かけて周り、亥で終わり、2020年の子で始まります。亥は「がい」と言い、「とざす」「閉める」という意味で、十二支の最後になります。天皇陛下が生前退位する2019年は陰陽五行で己亥になります。己は陰土、亥は陰水となり、互いに削り合う相克関係になり、土砂が汚水の中に流れ込むイメージになります。規律、勤勉の下には爆弾が隠されており、理性と感情のバランスをとることが難しく感じるでしょう。六十干支が同じで、土が水を侵すので、特色として「代替わりと人事異動が激しい年」になります。上が下を抑える意味合いもあり、自ら引くことで調和をもたらすでしょう。注意事項として、あまりにも世間知らずがために、一般的なことを大げさに捉え、慢心してしまい、責任転換してしまうことです。これが運を下げる要因の一つになります。亥を相手に後退するときは、決して背中を見せてはいけません。相手の目を見据えてゆっくりと一歩一歩

平成30年
あっという間に今年もあと数日となりました。 来年には元号も変わり、今年は平成最後の年末年始となります。 3周年を迎えたクローバーも12月初旬、本拠地に引越しを済ませ、 今後は腰を据えて、様々な活動が自由にできるようになりました。 皆様方にはご理解とご協力をいただき、誠に有難うございました。 来年も元気に活動していきますので、スイートピーと共に ご愛顧の程、宜しくお願いいたします。

第29話
2018年、神秘のお話2回目になる占術ですが、今回、水霊瀑布ことコラプション陸矢さんによるタロット占いです。タロット占いはジプシーのものだったという定説はありますが、古代エジプトを起源に「流浪の民」によって運ばれていったようです。ジプシーというとフラメンコやカルメンを連想しますが、18世紀フランスの学者クール・ド・ジェブランの「原始世界」という本で紹介されたのが始まりともされており、19世紀初頭には歴史学者を中心に、言語学者や民俗学者による本格的な研究が始まりました。しかし、史実においてジプシーはタロットではなく手相を見ていたり、盗賊家業もやっていたようです。「ジプシー=タロット」はファンタジー的、神秘なイメージが先行したロマンティシズムによるものです。 占いにとって、月の満ち欠けは重要視されています。しかし、一口に満月と言っても、同じ満月は年に1度あるかないか、その理由ですが、牡羊座からスタートして魚座で終わり、12宮を巡ります。月の移動期間は約2.5日となり、12星座×2.5日=30日の運行になりますが、満月の周期は29.5日なので、毎回違う